2013年12月10日火曜日

「濃さ」を感じるならオフィシャルサイト巡り

ブランドがウェブ上でリリースするカタログがあります。
多くの方は、洋服をショップで買うので、
そのブランドのオフィシャルサイトまでチェックする人は少ないのかもしれません。

でも、それぞれブランドごとにウェブサイトを運営していることが多く、
そのブランドの「色」が表現されています。

私もそんなブランドのオフィシャルサイトをチェックすることが好きな一人です。
世界観が凝縮されていて、クリエイションの最も近くを感じれる気がするから。

最新コレクションのウェブカタログから、イベントの告知、
気の利いたところはデザイナーの日常などブログを運営されているところも。

ショップとはまた違った、「濃さ」を感じれるところが醍醐味かもしれません。


2013-2014awでいうとGASA*のコレクションカタログがお薦め。
テーマもしっかり素敵です。




「Dual nature」-二面性- 幼少期を「僕」として暮らしたひとりの女性の物語。
森の中、おじいさんと暮らした日々の追憶。
Quote from GASA*




GASA* image book

image:GASA*


ブランドのオフィシャルサイト巡り、ぜひ色々試してみてくださいね。

気になるブランドが好きなブランドに、好きなブランドはもっと気になる存在に。

GASAから生まれたラインgasa*grueもぜひご覧下さいませ。


てぃけ

2013年12月6日金曜日

オーガニックコットン

R & D.M.Co-から今期のアイテムが届きました。
オーガニックコットンを使用したボア・チュニックトレーナーと、
ニット素材のオーバーオールです。
Tシャツやタオルなどの製品でオーガニックコットンを使うことは定着しつつありますが、
今回届いた、トレーナーは生地がわりと厚めで、しっかりとしています。
ここまでしっかりした地厚のオーガニックコットンは珍しく、
しかも内側もボアがついているので、暖かいです。
ニットのちくちくが苦手な方は、こちらのトレーナーをおすすめします。
通常のトレーナーよりも丈が長く、チュニック丈なので、ふんわりとしたボアが
腰周りを優しく包み込んでくれます。
もう一点は、ニット素材のオーバーオールです。
また上が深めで、ポケットがやや下気味についているのが、可愛らしいデザインになっています。
寒くなるこれからの時期は、上から同素材のニットで合わせると、ラフなスタイルになります。
来週以降サイトにて入荷予定なので、お楽しみに☆

2013年11月20日水曜日

HENRY BEGUELINの世界

イタリアのレザーブランドHENRY BEGUELIN。

触れて心地良いシューズやバッグは、やはり人の手によって作られています。

生涯の伴侶となる一生ものは、やっぱりそのルーツや背景を知っておきたいもの。

下記は、Henry Beguelinの製品が職人によって作られる様子=魅力が詰まったショートフィルムです。

革の裁断、ステッチ、形状を、しなやかにたくましく職人が仕上げていきます。

職人が心を込めてつくった時点で唯一となり、それを手にした人が使い込んで、無二となる。

そんなHENRY BEGUELINの世界を覗いてみてはいかがでしょうか。





てぃけ


related page:
HENRY BEGUELIN

related site:
HENRY BEGUELIN

2013年11月15日金曜日

noguchiの展示会

















来季のnoguchiの展示会へ







"hole diamond"collection















テーマのとおりダイヤモンドに直接穴が。。。







かなり手間のかかる作業です。























また、デザイナー野口さんが







普段、製作されているというデスクを激写!































2013年11月12日火曜日

gasa*grue 2013 Autumn & Winter

gasa*grueから秋冬の商品が届きました。
世界の様々な国の手織生地、手編みのレースや刺繍を施したアイテムが入荷してきています。

入荷してきている多くの生地はカディコットンが使用されています。
カディコットンはインドから生まれた生地で、イギリスの植民地だった時代に生まれた、
インドの手紡ぎの糸を手織りした布のことをいいます。
機会で紡がれた糸とは異なり、手で紡がれた糸は不均衡なため、糸むらにより、風を通しやすく、
また吸湿性、速乾性にも優れており、冬は暖かいという特徴があります。

一度、この手織りならではの風合いに触れてしまうと、カディの虜になってしまうほどの魅力があります。
また、ハンド刺繍やハンドステッチが施されているものなど、機械生産が進んでいる時代に、大変貴重で、
温もりのあるアイテムになっています。

2013年10月29日火曜日

愛着は一日にして成らず

経年変化。時の経過とともに品質や性能が変化していくこと。

日本語に、「侘び寂び」、「燻し銀」という言葉があるように、
世界中には似たような意味で色々な言葉があります。

英語なら「アンティーク」、「ヴィンテージ」。ラテン語なら「パティーナ」。

言葉だけでも、惹かれる趣きを感じます。

モノは本来、出来上がったばかりの、完成品の状態が新しく、
価格の軸でみると一番価値がある状態で取引されるもの。

でも、古民家、ワイン、デニム、骨董品。

それらは、年代や、コンディション、希少性、産地など色々な要素が混じり合い、
新しいモノにはない、不完全なのに魅力的な価値がそこには確かに存在しています。

それこそ、文化の中に生まれた「パティーナ」であるようにも思います。

aranciatoでもずっと大切に使えるもの、経年変化を味わえるもの。

そんな商品は、提案させて頂く上で、重要な要素の一つです。

その一つとして、ぜひオススメしたいのが、CHRISTIAN PEAU(クリスチャンポー)。

一つ一つ丁寧に洗いをかけられたレザーを使い、すべてハンドメイドでつくられております。

風合い、味わい、くたっとした柔らかい表情。

一つ一つ表情の違うレザーを使い、一つ一つ職人の魂が込められて作られたという点で、
それは一点ものと言っても良いのかもしれません。

そんな本物のものづくりに、現代のアバンギャルドな感性を融合させ、
CHRISTIAN PEAUの世界観ができあがります。

いろいろ言葉を並べるのは簡単ですが、その良さは手にしたオーナーにしか分かりません。

なぜなら、経年変化は大切に使い続けてこそ味わえるものだから。


 




てぃけ


related page:
christian peau

2013年10月22日火曜日

THE BASIES_TOUJOURS

TOUJOURSの秋冬のカタログが届きました。
個人的にいつもできあがるのが楽しみにしているかカタログのひとつです。

今回は、ポストカードになっていて、写真が一枚一枚とって見られるような
作りになっています。
ざらっとした質感の写真にたいして、光沢用紙に印刷されているのが印象的です。

いくつかの写真の中から、
Piuでも取扱いのある洋服がのっているものを紹介します!

ワンショルダースカートです。
ざっくりとしたニットのうえからジャンパースカートのように
コーディネートしています。

One Shoulder Skirt

タイスタイルスカートです。
難しそうなコーディネートですが、
ヘリンボン生地なので、ニットなどとの相性がよく、
マキシ丈なので、大人っぽいイメージになります。

Thai Style Maxi Skirt

一度、売り切れになってしまった、リネンのカシュクール。
さっと羽織れ、リネン素材なので、春先まで着ていただけます。

Cache-coeur Hoody

メールマガジンでもお伝えしましたが、
今、TOUJOURSの商品をお買い上げのお客様に先着で、
こちらのカタログをプレゼントしております。
数が大変少ないので、この機会に是非ご検討ください。

2013年10月15日火曜日

パリの展示会3









さて今回はパリの展示会3







アクセサリー編です































新たなブランドからお取扱いのあるブランドの新作まで。。。































淡水パールやスモーキークオーツなどをあしらった斬新なデザインの







ルーマニアのブランド(デザイナーさんも素敵!)や、フランスのブランドまで







































春夏はアクセサリーも、たくさん入荷予定です。







お楽しみに~♪















2013年10月8日火曜日

フラックスから紡がれたVlas Blommeのクリエイション


ベルギーのフランデル地域にある小さな街コルトレイク。

コルトレイクは昔からリネン(亜麻)をベースとする織物工業が盛んでした。
Vlas Blommeで有名なコルトレイクリネンは、まさにこのコルトレイクの街で
原料のフラックスからリネンが紡がれています。
フラックスが育つ環境として適しているコルトレイク。
それはそのまま、上質なリネンへとつながり、コルトレイクリネンが誕生します。

フラックスは日当たりが良く、水はけの良い場所を好むようですが、
それだけではなく、リネン産業として栄えた街の歴史、
その背景が今も上質なリネンを生み出す所以なのかもしれません。

街にはVLASMUSEUMというリネンの博物館がある程で、
そこには産業から昇華した文化としての根付きと愛情が垣間見えます。
VLASMUSEUM




その街の風土や産業の歴史があって、そこで育つフラックスから紡がれたリネン。
その天然素材からVlas Blommeのフィルターにかけて生まれるクリエイション。

そのような背景を知ると、そこに魅力を感じられずには居られないし、
英語のLine(線)がラテン語のLinum(リネン)を起源としているように、
そこには時間的、空間的に超越した線、糸の繋がりを感じ、
ポッと出のアイデアでは決して生まれない、深みがそこには確実に存在しているように感じます。

起源を辿ったとき、よりクリエイションに魅力を感じることができた。それがブランドの本質なのかもしれません。

そんな最高のリネンを素材とするVlas Blommeのクリエイション。
今季のテーマは、NOMAD(ノマド)です。
はじめて言葉を見たときは、あれ!?ノマドってあのカフェやどこでも仕事をするノマドワーカーのことかな?
と思いましたが、正解でした。
ノマドとは英語で、遊牧民を意味します。今季はその本来のノマドとノマドワーカーの融合がテーマ。

今回は、Vlas Blommeのコルトレイクリネンを辿りましたが、
もっとVlas Blommeのことが知りたいという方は、Vlas Blomme初のブランドムックもオススメです。
Vlas Blomme ブランドムック


related page:
Vlas Blomme

related site:
VLASMUSEUM
Kortrijk
Vlas Blomme ブランドムック




てぃけ

2013年10月1日火曜日

TOUJOURSの新商品が届きました。

TOUJOURSからラムウール、ピュアウールの生地を使用した服が届きました。
細めのウールの糸を使用しているので、そこまで厚みはなく、さらっと着ることができます。

左から

Sailor Poncho Dress
夏のイメージが強いセーラーカラーをウールを使い、秋冬のアイテムに落とし込んだデザインが新鮮です。

Collarless Coat
付属のピンで前をとめるタイプのガウンのようなコートです。やや薄手、さらっと羽織れます。

One Shoulder Wide Pleated Kilt Skirt
太めのショルダーがインパクトがあり、存在感のあるスカートです。幅広のプリーツが大人っぽいデザイン。

Thai Style Maxi Skirt (PURE WOOL SCOTCH TWEED HERRINGBONE CLOTH)
ツウィードヘリンボン生地のタイパンツスタイルのスカートです。個性的なデザインが特徴的です。

Thai Style Maxi Skirt (TATTERSALL PURE WOOL SCOTCH TWEED CLOTH)
タイパンツスタイルのスカートで、チェック柄。秋冬のコーディネートのアクセントになります。

流行に左右されることなく、独自のスタイルを持っているブランドです。
しっかりとした生地で、年齢に関係なくきることができるので、長くきていただける服たちです。

2013年9月25日水曜日

パリの展示会2









またまた、おひさしぶりのパリ展示会のつづきです。






今回見てきたものを少しだけご紹介します。







取り扱いは、以前からありますが。。。







今年の春夏も大好評だった







フランスの老舗サボメーカー、bosabo














デザインと職人芸の光るMade in Franceのサボ







履き心地の良さにも定評があります。







ヒールのまぁるいフォルムが魅力的です。





















型をピックし色、素材を選んでいきます。







来年の夏が待ち遠しいです。。。














そして、前回の展示会で見ていたのですが結局







仕入れず、ずっと半年気になっていたあのバック。。。







そして今回、展示会にでていらっしゃいましたぁ!!




























色展開がフランスっぽい







今回のカラー展開も素敵!





















そして、前回のパリでの買い付けブランドが現在続々と入荷中です。






ゆっくりとお買い物をお楽しみくださいね。













2013年9月10日火曜日

ロスポブラノスの甘酸っぱい香りに誘われて

ロスポブラノスは、アメリカニューメキシコ州北部に位置する
サンタフェ郊外にある隠れ家的ヴィラの快適な環境から生まれたボディケアブランド。

ヴィラとは、上流階級のカントリー・ハウスを意味します。ヴィラの敷地内には、
オーガニックの野菜やラベンダー畑が広がり、畑でとれた有機野菜は購入することができたり、
手摘みしたラベンダーで抽出されたオイルのレクチャー会があったりと、
自然豊かな環境の中で、心地良い時間を過ごすことができる場所のようです。

一方でサンタフェという所は高地で厳しい気候でもあるようです。
冬は凍てつくような寒さ、夏は乾燥と強い日差しという厳しい気候が
ラベンダーの栽培にとっては好条件。

そんな厳しい環境の元、かつオーガニックに育ったラベンダーだからこそ
抽出されたオイルは香り高く、惹きつける自然本来のパワーを帯びているように感じます。

土にふれる機会が限りなく少なくなってきている作今において、
より自然に近いこのような商品は、
どんなラグジュアリーな環境や人工的なクリエイションよりも贅沢品といえるかもしれません。




私も、その土から始まる自然の恵みに触れたくなり、ラベンダーオイルを愛用しています。
コットンに垂らしてお部屋や枕元に置くもよし、水に垂らして、ハンカチに湿らしお部屋に吊るすも良し。
色々な使い方で楽しんでいます。

甘酸っぱいラベンダーの香りに誘われて、、。

今日も早めに就寝予定。


てぃけ


related page:
LOS POBLANOS ラベンダーオイル

2013年7月29日月曜日

パリの展示会









まずは到着の翌日から~







さてさて今回のWHO'S NEXT(合同展)のテーマは































メキシカン♪















不思議なふわふわした、とりさんも連れてくる気合の入れよう。。。















今回は2014SSの商品です。















早いですねェ。でも頭を切り替えていきます。







合同展スタッフも、はちまき巻いて頑張ってました。















毎回道に迷ってしまうくらい広いです~























2013年7月15日月曜日

パリへ






こんにちは。





ブログがご無沙汰となっておりましたが 再開です。





あっという間に、14SSの展示会です。




先週フランスから帰ってきましたぁ。






















今日から仕事始め。




パリでの1週間をまたご紹介出来ればと思います。

















2013年3月13日水曜日

パリ3弾









今回はパリ3弾です。







これまでの展示会場所から離れて















また違う合同展へいってきました。







基本的にはメンズブランドがずらりと並んでいる展示会でしたが















それはそれで、ないものねだりなのか























レディースがあればいいな。。。と







思うものも結構あります。







ノルウェーのファッションブランドをひとつ紹介します。























とっても陽気な3人組がブースにいて







写真を撮らせてもらいました。























なんといっても、ブランドらしい明るい発色や







素朴な素材づかい、意外なディテールも魅力的でした。























帰国して調べてみたのですが、







陽気3人組は(笑)デザイナーさんでした。







20134awより、スタート予定です。















2013年2月13日水曜日

パリ第2弾









パリ第2弾。。。







前回の続きになりますが、今回は靴をメインにお見せしたいと思います。







靴好きの私でも、眩暈ががしそうなくらいの ブース数です。































なかでも、引きつけられたのはヒール部分がクリスタルのような。。。























ガラスの靴みたい~















小さなディテールひとつひとつへのこだわりがありました。















その他にも、素材の組み合わせ自由で







秋らしい色のトーンのものや















































マニッシュな大人靴まで、どれが入荷するかお楽しみに。
















最後の出口ではデザイナー志望の学生さんたちが 制作していました。































絵になります。